鈴木Goboh茂行
Shigeyuki Suzuki
ドラムス・パーカッション
1969年
フラワーパワーを結成。横浜や東京のライブハウス、ディスコで演奏活動を始める。
1973年
スラッピー・ジョーに参加、中山ラビ、遠藤賢司、亀渕友香のバッキングを務める。中山ラビ「ひらひら」、遠藤賢司「KENJI」のアルバムに参加。
1977年~1995年
猪俣猛のR・C・Cでドラムの講師を努める。また1977年からはフリーとなり加藤登紀子、小室等、杉田二郎、吉田美奈子、かしわ哲、川島康子、芳本美代子、本田美奈子(TV)、しゅうさえこ、遠藤京子、麻倉未稀、藤田詩織、Mio、北川哲、佐藤恵美、徳永英明、などのバッキング及びレコーディングにドラム・パーカッションで参加。
1995年
なぎら健壱&オウン・リスク「25執念ライブ」以降参加。
なぎら健壱&オウン・リスク Official Home Page
アーティスト、ミュージシャンのステージ、レコーディング、ライブをサポートするのが私の仕事です!! 宜しくです。
PS オリジナルのフットペダル製作もしています。
私が思うドラムのポイント…
次に書く事は………… 以前に初心者向けの教則本に書いた、
私が思い考え(ニューヨークでの出来事)大切にしている事です
私が思うドラマーとして大切な5つのポイント
1.『ダイナミックス』
音楽的なドラマーと、そうでないドラマーを分ける、一つの重要な要素である。
君らはドラマーがボーカルやソリストに対して、適切なバランスで演奏しているか聞くべきである。
ドラマーは注意を引くために、音楽的な方法として音量を使う。
アクセントは明確に叩くべきであり、タイムプレイングのバランスよりも大きくなくてはならない。
一方標準的な、バックビートはアクセントであってはならない。
またドラマーが、小さい音のダイナミックスを使うことにも耳をすましなさい。
言いたい事は、急に音量を落とす事によって、急に大きくするのと同じくらい効果的に表現できる。
2.『アレンジと味』
ドラマーは堅実なタイムで演奏する事を要求された時、どう上手くやるか、またパンチやアクセントがいかに味を高めるかに、注意すべきである。
ドラマーは空間を埋めるだけにフィルを使うか、あるいは実際に音楽にとって何か意味があるのか、リード楽器や歌への力強い組み立てや導入に耳を傾けなさい。
ドラマーがバラードで、劇的さを高めるためにいかに演奏しているかを見なさい。
バラードやブルースでシンコペーションよく使われるトリックは,簡単なロールをクレッシェンドして突然音を切り2.3拍休み、それからまたビートを刻むプレイに戻ると言うものである。
この方法には、質の高さドラマーの全ての要素がある。つまり静かな導入部、突然の頂点へ導く緊張の大きな盛り上がり、そしてその緊張の解放前の息をのむ瞬間、言葉で描写するよりも、演奏した方が簡単に聞こえる。
しかし大変効果的である。
3.『正確な演奏』
音楽を高める方法を、使う唯一の欠点は自分が上手く出来ない時である。正確さとは、綺麗なスティッキングも、だらしなくうるさいスネアに駄目にされたり、正確なタイムキープも、閉め方のあまいハイハットで壊され正確なビートを出していないと、うすっぺらな音になってしまうと言うところまで、ドラムの音に関連してくる。
4.『相互作用』
ドラマーは音楽を面白くするために、他のプレイヤーと共にリフをとらえて演奏したり、時として対位法でシンコペーションを作るために、他のプレイヤーのリフに逆らって演奏する。
この両方のアプローチとも控え目に制御される限り、音楽の多様性への手段になる。
上手いドラマーになろうとして、あまりにも手数の多いドラマーになってしまい、そのために良いリズムを出すことや、タイムキーパーとしての基本的な役割を忘れるということによって、これらの方法はやりすぎになってしまう。
やりすぎと言う事は,十分言うよりうんざりと言う事になる。
5.『聞くこと』
他のプレイヤーが何を演奏しているか聞き、彼らに演奏させる間を与えなければならない。
ミュージシャンの最も乏しいプレイは、音楽的エゴの結果である場合がある。つまり、自分の音しか聞かないで、自分のパートのことしか考えていない。これは無意識に行われる場合と、そうでない場合があるが、結果は同じである。
バンドの中で気持ち良く統一された音とは反対に、非常に結合力(アンサンブル)の無い音が聞こえてくる時がそういう場合である。
最後に 音楽的な表現に大切な要素を、テクニックとして頭で理解するだけではなく、自分のイメージや感情表現として使おう。しかし体がイメージや感情どおり動かなくては、どうしようもならない。
リズムパターンやテクニックは一つの形で、そのまま使えば誰が使っても同じである。
他の人と自分との違いは同じ曲を演奏した時に全く同じイメージや感情にはならない。
だから…ただ上手くなるために、リズムパターンやテクニックを学ぶのではなく、イメージや感情で形式を様式にするために練習して欲しい。
それがあなたの個性へと繋がると思います。
何かのヒントになれば嬉しいです(笑)